お知らせ
2022/06/17
日歯より 不審なメールについて
早速ですが日本歯科医師会より、標記件に関する注意喚起の情報が参りましたので
下記のとおりお知らせいたします。ご高覧下さいますようお願い申し上げます。
日本歯科医師会総務二課です。
本年より再活性化し、被害を拡大させている「Emotet(エモテット)」に関し、
今般、警察庁からマルウェアの最新の解析結果が発表されましたので、情報共有のためにお知らせいたします。
同庁によりますと、ブラウザ「Google Chrome」に保存されている
クレジットカード番号や名義人氏名、カードの有効期限など、
秘匿されるべき情報を盗み、外部に送信する機能が新たに確認されたとのことです。
従来のEmotetは、感染すると「PCに現存するファイルが暗号化され利用できなくなる」
といった被害が特徴でしたが、最新型Emotetの場合、感染したPCの情報が利用できな
くなるにとどまらず、クレジットカード情報が不正利用され、金銭的な被害につながる
可能性があります。
さらに、チェックツールである「Emocheck」に関し、6月16日現在、最新型Emotet対応
のツールが未実装のため、「Emocheck_Ver2.3.2(5月27日リリース版)」で
完全な効果があるか不透明な状態です。
なお、今回発表された記事では、被害の恐れがあるブラウザ「Google Chrome」だけに留まっていますが、Windows標準で搭載されている「Microsoft Edge」をはじめ、「Kinza」「Opera」「Sleipnir」など、数多くの「Google Chrome」と同じ仕組み(『Chromium』というコードベースを利用)のブラウザで同様の被害が出る恐れがあります。現在ご利用中のブラウザに関わらず、ご注意いただきますようよろしくお願いいたします。
会員各位におかれましては、下記のリンク等を参考に、Emotetに関する最新情報の収集及び感染への注意、対策を講じていただけますと幸いです。
ご確認の程、よろしくお願いいたします。
【参考:Emocheck】
https://github.com/JPCERTCC/EmoCheck/releases
【参考:JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC) / 注意喚起】
https://www.jpcert.or.jp/at/2022.html
【参考:警察庁@police / トピックス一覧】
https://www.npa.go.jp/cyberpolice/index.html
【参考:記事画像】