お知らせ
2011/06/10
Monthly Contents 2011.4
デンタルダイヤモンド/2011.4月号
○実践歯科ライブラリー/マイクロインプラント-矯正治療成功への鍵
(Hyo-Sang Park ) 高橋正光 (翻訳)
*残存歯を固定源とした矯正治療には限界があったが、マイクロインプラントを応用することで、従来では不可能であった、または非常に難しかった症例も安定した結果をもって治療することができるようになった。このことを、現在、最もマイクロインプラント矯正が発達している韓国の慶北大学歯学部のHyo-Sang Park教授に症例を提示して解説いただいています。一般開業医も知っていて損のない内容です。
○歯科臨床次の一手/歯内療法の勘所とトラブルシューティング④
根管治療薬によるトラブルとその対処法 (和達礼子)
*根管治療の補助として使われる薬剤のうち、次亜塩素酸ナトリウム、パラホルムアルデヒド、水酸化カルシウム、ヨードチンキについて詳しく記載されています。一読しておけば、きっと役に立つと思います。
歯界展望/2011.4月号
○特別寄稿 自家歯牙移植の経過から実感する“歯根膜”の威力 (法花堂 治)
*インプラント全盛ともいえる現在でもやはり“歯根膜”の意義は重要と思われる。筆者は長期症例を提示し、移植が優れている点として、補綴処置を他の支台歯(天然歯)と同じレベルで行えることだという。また、生活歯の歯根膜はより移植に適し、その量がドナー歯の選択のポイントだそうだ。
○BETCでぺリオ 第1回 新しい歯周治療のあり方―BETC (山本浩正)
*筆者は Biology,Technique,Evidence,Communicationという4つの視点からバランスのとれた歯周治療を目指そうと、説き今回はポケットのバイオロジーについて語っている。
ザ・クインテッセンス 2011.4月号
○特別座談会コンポジットレジン修復Up to Date サイエンス、マテリアル、テクニック
その疑問に答えます (青島徹児・秋本尚武・大谷一紀・泥谷高博・宮崎真至)
*コンポジットレジン修復はボンディング材から始まり、材料、テクニックなど日々進化している分野である。日常臨床で行われている治療の際、何がいいのかという疑問が生じることもある。最新の材料もその特性を知ることで適切な臨床応用ができるだろう。世界でも最先端を行く日本のコンポジットレジンに関して、3名の臨床医と2名の大学研究者がその疑問に答えてくれる。具体的には、○1ステップボンディングは信用できる? ○フロアブルレジンの物性は?○エアブローってどうやるの?○う蝕はどこまで削ればいいの?○光照射はどうするの?などごくあたりまえであるが本当は知りたい素朴な疑問に答えてくれている。
○前歯部コンポジットレジン修復 ④Ⅳ級窩洞の携帯修正と研磨の実際(最終回)
(大谷一紀)
*前述の座談会でもCRについて解説の大谷先生の連載であるが、本項ではⅣ級修復の最終段階である形態修正と研磨について述べている。自然観の高いCR充填を行うために、注意すべき点として、充填不足・気泡の混入・コンタクト圧不足など形態修正前に確認すべきことから形態修正と研磨の各ステップの詳細と器具をどのように使用すべきか解説している。
日本歯科評論/2011.4月号
○<特集>健全な歯列の育成をめざして
ー不正咬合の“芽”をどのように見つけ、いつ介入するか? (須貝昭弘、白数明義 他)
*乳歯列期において将来永久歯列になると不正咬合になるのでは、と思われる症例に出会うことがあります。自分で咬合誘導をするにしても、専門医に紹介するにしても、いつ介入するべきか迷うことはありませんか?本特集は歯列育成についての考え方や、小児の不正咬合をいつどのように見つけ対処するかを解説しています。岡山市開業の白数明義先生もお書きになっています。是非お読みください。
○疾患を有する高齢者の来院時には その10 (慢性心不全) (砂田勝久)
*慢性心不全の患者さんが来院したら?患者さんの特徴、知るべき情報、抜歯も含め歯科治療を行なう上での注意点、投薬における注意点など解説しています。是非この機会に整理しましょう。